ムダ毛処理をカミソリ、ワックス、毛抜きなどを利用して脱毛を行っていると、時に埋没毛といった現象が起こってしまいます。埋没毛とは、その名のとおり肌に埋もれてしまっている状態の毛のこと。埋もれ毛・埋まり毛とも呼ばれます。ムダ毛処理時に毛穴が傷つきカサブタなど毛穴がふさがってしまったり、古い角質で毛穴がふさがったりた状態で、毛が成長し出口がないため皮膚内部に閉じ込められた状態。皮膚内部でとぐろを巻いたり、変な方向にのびたりしています。
黒いぽつぽつザラザラした物が出来ていたらそれは埋没毛かもしれません。せっかく肌をツルツルに綺麗にするために、脱毛していたのに黒いぷつぷつが出来てしまったら悲しいものです。
埋没毛は実は放置していてもそのまま時間とともに分解され排泄されます。
しかし、場合によっては「毛嚢炎」や「色素沈着」といった肌トラブルになってしまうことがあります。
★毛嚢炎★
毛穴の奥にある毛包にブドウ球菌など細菌が入り込んで起こる炎症のこと。数が少なく、痒みがなく、痛みや赤みがない場合は特に治療を行わなくても自然に治ります。まれに悪化して化膿したりすると赤ニキビのようにひどく跡が残ってしまうことがあるので、腫れているようなものは早めの治療がおすすめです。
★色素沈着★
色素沈着とは肌にメラニン色素が染みついてしまう現象。
『シミ』『黒ずみ』といった状態で、一度できてしまうとキレイにもと通りになるには長い時間がかかります。一時的なものが多くターンオーバーを繰り返しているうちに剥がれ落ちていきます。しかし、きちんとケアしないと消えない跡になってしまうことも。色素沈着ができたらしっかりと改善対策を行なうことがおすすめです。
埋没毛が出来てしまったら、毛抜きやピンセットなどで皮膚をやぶって埋没毛を取り除くなど無理に処理しようとすると一旦埋没毛を取り除くことができても、肌にダメージがあるため再度そこから埋没毛が出来てしまったりして悪化する原因になることがあります。さらに、これを繰り返し行っていると肌を傷つけ色素沈着などのトラブルに発展することもあります。
埋没毛は、炎症や肌トラブルがおこっていないなら、自己処理を一時中止して放置し、改善するのを待ちましょう。その際に、保湿、スクラブやピーリングなどで余分な角質を除去するなど毛穴つまりが起こりにくいケアをしてあげるといいですよ。
どうしても気になる、炎症などを起こしているといった場合は、皮膚科や医療クリニックなどで治療を行いましょう。
医療レーザーでの脱毛なら埋没毛の治療が可能です。
埋没毛の予防法で良いのは、そもそも肌へダメージを与えるような脱毛を行わないのが一番です。
埋没毛を予防法というか、根本のムダ毛改善になりますが医療クリニックの医療レーザー、そして脱毛エステや家庭用脱毛器のフラッシュ脱毛などが埋没毛を起こしにくい脱毛になります。そして、脱毛を完了させることでそもそも埋没毛の原因となる毛を生えにくくすることができ、埋没毛をなくすベストな対処法です。
医療クリニックは医療レーザーといった効果の高い脱毛が行えます。
しかし、その分費用は高額になります。
費用面を抑えて処理したいなら脱毛エステサロンや家庭用脱毛器もありです。
脱毛にかけれる時間や費用、効果を見ながら自分に合った方法を検討しましょう。
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